ーhuman emotionsー

①はこちら


さて、夜の花火大会のためキャンプ場を出て尾道へ向かいます。
サイトを出るときにお隣さんが全力で手を振って送ってくれてなんだか嬉しくてニヤニヤしてしまいました（笑）







おのみち住吉花火まつり　正式名称は「住吉神社例大祭」と言うんだそう。


会場へ着くともうものすごい人で溢れています。
露店もたくさん出て活気あふれる夏祭りの雰囲気にワクワクしてきますが、お高いおもちゃ屋さんの前では
秘儀「子どもの気を必死でそらしながら早足で駆け抜ける術」を使います（笑）

花火の時間までもう少しあるので
尾道と向島を結ぶ日本最短級のフェリーに乗ってみたり
毎年必ず食べるむかしながらのアイスキャンディー屋「居夏（イサン）」でアイスを食べてみたり





溶けてポタポタ落ちてくるのを必死で食べるのがまた楽しいのです（笑）


いつもは尾道側から花火を見るのですが、今回は升席を確保している向島で見るので
また乗車時間三分のフェリーに乗って帰ります。







人は多いですが、この黒いマイケルジャクソンさんを目印にすれば迷子になることもない。

わが夫ながら、たまに国籍を再確認したくなります。
警察の方が多かったのでビザを見せなさいとか言われないか少し不安にもなりました。
ちなみに髪は地毛で天然パーマネントです。




結構な距離を歩いたのでクタクタになりながら今回の見物席に到着。
露店でいろいろと食料を買い込んでぼちぼちと食べながら花火が打ちあがるのを待つことにします。







とりあえずカンパーーイ♪







あ、アルコール有のほうがわたしです。いただきます（笑）




そうこうしてるうちにスタートの合図の花火があがりはじめました。



おのみち花火は尾道水道から上がる水上花火です。

19時半から打ちあがるので空はまだすこし夕焼け空。
坂道の多い尾道ならではの傾斜のある街並みにポツポツと明かりが灯りはじめて
その夕暮れの空と街明かりと花火のコラボが個人的に一番好きでした。







ぶ…ブレブレだけどね！！！！（笑）


腕がないせいでお伝えできないのが残念です・・・・・。










さてどれが一眼でどれがスマホでしょう？

カメラの腕がない人はスマホで撮るのが一番安定すると気づきました（笑）



お酒を呑みながら（わたしだけ笑）ゆったりと特等席で見る花火は最高でした。
約二時間の夜空のお祭り、とても満喫できました。




花火も無事に終わったのでキャンプ場へ帰ってゆっくりしますか。


と思ったら












大渋滞。動かんがな。




まぁ仕方ないですね。
でも、やたらと焦る夫婦。




だって、この後お客さんが来る予定なんだもの！！


はやる気持ちを抑えて渋滞を潜り抜けなんとかキャンプ場に着いたのは10時半。
普通なら30分程で行ける距離だったのですが、一時間以上かかりました。



車で爆睡してる子ども達をなんとかテントに移動させてから程なくしてお待ちかねのお客様が。


先週多々羅に襲撃しに来た時に初めて会った島ちゃん＆ひろちゃん夫妻です。
こんな時間になっちゃったのにわざわざ車かっ飛ばして会いに来てくれました




お土産ビールまで貰って改めてはじめましてのカンパーイ！
ようやく市松君、本物のビールにありつけます(笑)




長い時間待たせちゃってごめんね！



それからは四人で時間も忘れて弾丸トーク。


ちゃんとまともに話すのはこの日が初めてだったのに全然そんな気がしなくて話が尽きなかったね。
不思議な感覚だったけど楽しくてすごく癒されました。

今度は絶対一緒にキャンプしよーね！



お土産の八朔ゼリーもたくさんありがとう！めちゃくちゃ美味しかったよ。(=´∀｀)人(´∀｀=)






2人が帰ってから、市松君と夏がてんこ盛りの濃い〜一日を振り返りながら呑んで眠りにつきました。






次の日の朝。

簡単に朝ごはんを作ります。








するとなんだか雲行きが…


やたら風が…





くるか・・・・とうとう・・・・やつが・・・・・・


周りの方たちは今にも降り出しそうな空を見て朝ごはんもそこそこに撤収作業をバタバタと始めている様子。



でもわたし達はその光景を眺めながらのんびり朝ごはんをかじっています。


なぜなら全てを受け入れる覚悟だから。






来たな・・・・ゲリラ










テント内でも声を張らないとお互いの声が聞こえないくらいの雨音。


でも雨雲レーダーを見ると昼頃には止む予報だったのでそのうち止むだろう。止んだら動こう。
と決断済みだった私たちは早々に延長を申し込んでおきました。

人間すべてを受け入れると案外と気楽なもんです。
お隣さんからは「え、なんでそんな余裕かましてるんですか？(笑)」と言われました。



すべてを受け入れた人間たちは睡魔が襲ってきたので30分ほど仮眠します(笑)
仮眠後トイレに行こうかと外に出てびっくり。


え？池・・・・・？？



ちょうどうちのテントが張っているあたりが少し窪んでいて、雨がどんどんたまって来ててよく見ると足元が水没しかけてる！
さすがにすべてを受け入れていたとは言え、水没は想定外でした。←そもそも想定が結構浅い。


急いで荷物を水没していない場所に移動させて凌ぎましたが、インナーテントを張っていない寝床は荷物ともどもビショビショに・・・
①の最初に挙げている写真の帽子も昼寝をしている間に水没でビショビショになったので干している所です(笑)


幸いその後は予報通り雨は上がり、嘘のように晴天になりました。








ほ、ほらね！！想定内だろう？？？(笑)



お隣さんはなんとか雨の中撤収を終わらせたようで、最後にまたお話をさせてもらって
また会いましょうねとお約束して見送りました。


さて、お天気も良くなって来たし撤収までもうひと泳ぎするか！








強い雨が降った割に、海も濁ることなく波も穏やかでした。










狩猟民族親子は結局釣果は乏しく。







なんとかキスを一匹とカニさんＧＥＴ。獲物が何であれ狩猟できれば満面の笑顔。



そしてなんかわからない小さい小さい魚を開いて干物にしていました(笑)







にぼし・・・・・




お昼を過ぎてお腹が空いてきたので、木陰に移動してソーメン。






実はキャンプでそうめんをしたのは初めてだった我が家。
簡単だしつるつる入るしやっぱり夏はそうめんだねぇーと言いながら8玉をペロリ完食しました。






やっぱり陽が高いうちは木陰が一番涼しいですね。撤収までこの木陰でずっと過ごしました。


ガンガン照り付ける太陽のおかげで雨に濡れたテントもマットも道具もすっかり乾燥できました。




ついでに市松君も






表裏返しながらまんべんなくこんがりと焼きあげます。










なんとなく曙のダウンシーンを思い出した。





甲羅干ししている間に島ちゃんから教えてもらったプライベートビーチ的な雰囲気のサイトを視察に。

わたし達が設営したサイトはサークル状になったオープンなサイトでしたが







こちらは少し離れた場所にあるサイトでかなりのプライベート感があります。






キャンプ場の入口から少し距離はありますが炊事棟もトイレもシャワーもあるのでとても便利です。






そして何より目の前はすぐ海でまさにプライベートビーチ！







なかなかのお気に入り物件ですよ(笑)




今回は花火メインて事で極力荷物を減らしてきたので撤収ものんびりとやってもすぐに終わりました。


アウトの5時を一時間程残して4時頃撤収完了して、チェックアウトになりました。



その後は多々羅温泉に寄って帰ったのですが、そこの休憩所でみんなでアイスと食べていると
髪の毛も髭もお肌も真っ白なおじいさんが近づいてきて市松君を5秒ほどジーーーーっと見つめた後





「あんた、どっから来なすったん？」



とたいそう不思議そうに尋ねてこられました。



たぶん、生まれて何十年、けして短い年月ではなかったろうおじいさんの人生でも
はじめて遭遇する人種だったんだろうなと思いました。



※わたしにはこう見えた






子ども達がおじいさんが去った後


「たぶん、パパの事外国から来た人だと思ったんだよ」


と真顔で分析していました。

うん、たぶんね(笑)










それだけみんなこんがりと日焼けしましたよというおまけつきで今回のレポ締めます(笑)
長々と読んでくださりありがとうございました。