ーhuman emotionsー

一昨日、一泊二日の修学旅行から帰ってきた長男。
昨日は振替休日と言うこともあり朝からゴロゴロゴロゴロ過ごしていた彼ですが
夕方から重い腰をあげて唯一出された宿題の「修学旅行の日記」に取り掛かっていました。

「日記くらいサッサと仕上げるわ！（´∀｀）」

と余裕ぶっこいてたくせに二時間経ってもまだやってる。


なにをそんなに手間取ってるのかと覗きに行ったら


「日記が１０ページ目に突入してるけど全然終わる気がせーへん・・・どうしよ(´；ω；｀)」



って嘆いてて笑った。



母に似て長文好きのまとめ下手のようです。
楽しい思い出はどれも削りたくなくなって書いてるうちに迷宮に迷い込むんだよね。わかるわかる。(笑)



休み明けに全員の日記を添削しなくてはならない先生に
茶菓子のひとつでも差し入れしたい気分になりました。







限られたお小遣いの中で家族全員にお土産ありがとうね。






さてようやく菰沢キャンプレポも完結します。


今しばらくお付き合いを♪





菰沢キャンプ①はこちら
菰沢キャンプ②はこちら

二日目の夜あたりから大幅に天気が崩れるとの予報とおり
雨はまだポツポツでしたが、風が強く吹き始めてきました。
相当大荒れになる予兆ムンムンです。


でも狩猟民族の人達の前ではそれすらももはや追い風だと言わんばかりに帆を広げます。
農耕民族達はもう何も言いません。
ただ黙って100均製の雨合羽を手渡すのです。


「男にはやらなきゃならない時がある(# ﾟДﾟ)」

そう背中に書いてあったから。

表側にそっと回ってみてみると、おでこには

「キムさんが持ってきたイカ、テラウラヤマシス(つд⊂)ｷｰｯ!ｸﾔｼｽｸﾔｼｽ！」

と書いてあったので見ないふりをすることにしました。





そのあとの出来事はここには残さないでおきます。

ただ寒さと荒れ狂う海の怖さにむせび泣いている彼らの声だけが耳に残っているとだけ言っておきますね。
あれは夢だったのか現実だったのかが未だに定かではありません。。。。





ここのくだりも長いのでもういいですね。







さて三日目の朝。


この日はhama家、バト家、Genさん、Ｔ家が撤収の日です。


結局夜の間ずっと雨風はおさまらず、朝になってもシトシト降り続けます。

さすがにこれは雨撤収かなぁと諦めていると嘘みたいにみるみる晴れて来て撤収する頃には見事にみんなのテントは乾燥していました。

良かったね(*^o^*)


でも、撤収を始めるみんなを見ているとなんだか寂しい気分になります。




あー・・・やっぱり帰っちゃうのかぁ・・・・






楽しい宴を見守ってくれていた宴会幕もみんなで撤収してくれています（手伝えや！)



撤収後を見ると几帳面王子のhamaさんのロープの巻き方講座が開かれた跡が







言わずもがな、どれがhamaさんが巻いたものかが一目瞭然のこの画像。
ロープにそれぞれ巻いた本人の顔を描きたい程の出来栄えです。


しかしバトさんが最後までロープと格闘していて何回やり直しても上手くできない。

「どうしよ・・・どうしよ・・・はよせな兄貴に怒られる・・・・(；´Д｀)」

別にhamaさん怒りはしないのにすごく焦って焦って何度もロープが手からこぼれ落ちる。
まさか本当は怒られたいからなのかとも思うほどのこぼれ落ちよう。


「お、落ち着いて、バトさん、大丈夫だから！！」




キタさん「あ、それうちのロープっすよ！」

「え・・・・！そうなん？？？良かったぁ・・・・・・・（安心して適当に巻き出す)」





露骨すぎワロタ(笑)







とうとうサイトには三泊組の我が家とキタ家のテントだけ。




広々としたフリーサイトでの村も２軒だけになるとポツーン感がすごかったです(笑)





やきそばの麺が大量にあったので撤収してるみんなの為にキタ家と手分けして焼きそばを作って全員での最後のランチ。









ごちそうさまでした♪






腹ごしらえをした皆さんは、また長い帰路へと旅立って行きました。



本当に楽しい時間をありがとうね★また会おうヽ(´▽｀)/


って気持ちで全力で手を振って見送ります。










さて残されたキタ家と午後からのんびりと過ごします。


みんなのアイドル、空君と戯れたり









空君のベストショットをなんとか撮らせようと強硬な手段を取るキタ家のお嬢さん(笑)







でもＴちゃんが撮ってくれた空くんの写真はなかなか素敵な出来上がりでしたよ。
ご両親のＤＮＡ引き継いでるねー♪











その後キタさんが近くにいい砂浜があるよーって事でみんなで海へ遊びに行きました。






この砂浜がほっっんとに綺麗で、粒が細かくてサラサラでいわゆる鳴き砂てやつです。
走るとキュッキュ音が鳴るのです。

それが楽しくて走り回る子供達。







大人も思わず砂遊び。


何歳になっても砂と戯れるととりあえずでかい山を作りたくなるのはなんだろう。








あまりに綺麗な砂に感動していると、キタさんが



「ここの砂はね、地元の人が毎日濾して作ってるからサラサラなんよ（´∀｀）」




と教えてくれました。




「へぇえええええええええええ！まじで！！すごいねぇーーーー！！(*ﾟ▽ﾟ*)」


と純粋に感動しているわたしを見て



「んなわけないやん・・・・・(。-∀-)」


と鼻で笑い去っていくキタさん・・・・・。



素直に驚き感動しているマヌケな顔が戻らないまま、キタさんの邪悪な背中に呪いの念を送り続けました。



あぁ忘れてた。。。（´∀｀）この少年のような笑顔の下に隠されている裏の顔を・・・・
たぶん、釣りの事をいじりすぎた私へのささやかな復讐だったと思われる（笑)





そんなこんなで一通りみんなで遊んだあと、釣りをしようかどうしようか悩んだ末
海が大荒れだったこともあり釣りはやめてみんなでゆっくりしようとキャンプ場へ戻りました。


本当にキタさんは次男に釣らせてやりたかったみたいで色々と考えてくれていました。
今回は天候に恵まれなかった事もあって残念だったけど、尊敬するキタさんと一緒に釣りに行けて喜んでましたよ。
ありがとうございましたo(^▽^)o




夕飯はキタ家のランステにお邪魔して一緒に最後の晩餐を。







KAZUちゃんの美味しい唐揚げとhamaさんが置き土産にとくれた燻製チーズを美味しく頂きました。
hamaさんの燻製チーズに関しては、貴重な上みんな大好きなので子供達には


「ほら、子供達には燻製って早いと思うわー、まだ燻製の美味しさとかわからんと思うしやめときー」



と姑息な手段を取ってなんとか取り分を増やそうと企んだのですが、一口食べた子供達には通用せず焦ったわたしは

「あかん！これは大人のや！！あっちいけ！ぺっぺ！！」



と恥も外聞もかなぐり捨てて制するという残念な結果になりました。





子供達は早々に夕飯を食べ終わって席をたった後は大人四人でまったりとお話。


酔って饒舌になったわたしの話を根気よく聞いてくれるキタさん＆KAZUちゃんに対して
たまに夢の世界に片足突っ込みながら聞いたふりをする市松君。


時々現実世界に呼び戻す為に鉄拳をくらわすのはわたしの大事なお仕事でした。




グルキャンでワイワイと何でもないどうでもいい話しでみんなで笑い合う時間も、
しっぽりまったりゆっくりと話をする時間もキャンプと言う限られた時間の中でこそありつけるご馳走なのだなとしみじみ思いました。




連日の夜更かし＆早起きで市松君が完全に椅子の上で船を漕ぐどころか螺旋を描き始めたので
そろそろお開きに・・・と言うことで１２時頃にＧＷキャンプ最後の夜は幕を閉じました。







翌朝。

本当に最後の日の朝かー・・・と泣きそうになりながら朝ごはん。
でも泣きながらでも朝ごはんはがっつり食べるのです。お腹は減るのです。











延長をお願いしているので撤収もまったりとキタ家と雑談しながらのんびりと。



時間に余裕があると心にも余裕が生まれるものです。

お互いにこんな穏やかに楽しく撤収作業したの初めてかもねと話しました(笑)

普段どんだけピリピリして撤収してるねん。







両家ともちょうど同じペースで撤収完了。
子供達にサイト中のゴミ拾いを命じてきれいにしてからお世話になったキャンプ場を労います。





少しお天気が崩れた時間もあったけど、終日綺麗な青空に恵まれたＧＷキャンプ。



ご一緒してくれた素敵な皆さまのおかげで楽しい楽しい四日間になりました。
またこれでいづみ湯家のキャンプページに新しいページが増えました。


ありがとうございました♪




それからこの長々といつ終わるのかもわからないようなレポを最後まで読破してくださった奇特な皆さま（笑)
ありがとうございました♪








これでようやく完結ですヽ(・∀・)ノ






fin★